江ノ島で帆走
沼津の帆船Ami号(ヤマネコ号)が今年も相模湾にやってきました! 5月3日は江ノ島~逗子の1日クルーズで、近くて最適だったのですが、演奏会前日に乗船するのは時間も体力もハードすぎるのであきらめ、でも友人たちが乗るので出航を見に行ってきました。

出航まで時間があったのでいろいろお話したりしていた間に、何隻もクレーンで降ろして出航していくのが見られました。

ちょうど向かいに停泊していた美しい木造帆船が気になりました。1964年の東京オリンピックの来賓用クルーザーを動態保存している「やまゆり号」です。以前に何か新聞記事(保存活動に関するものかな?)を見たような気がします。

帆船同士互いに知り合いもいるようで、クルーが集まってきたところで見学させてもらえることになりました。幅が広くてゆったりしていて、船室も天井が高くて広くて快適そうでした。

皆でいろいろお話を聞いたりしていたところ、この日の1時間の体験セーリングに空きがあることがわかり、急遽10時からのに乗れることになりました。

受付に手続きに行くときに、クレーンを間近で見ました。

やまゆり号の体験セーリングは、小さい子ども連れの家族も乗れるようです。皆に「乗ったらどう?」と言われたときに「私今日手袋とか何も持ってないけど」と言ってしまいましたが、そういうのはまったく必要ないクルーズです(^^;;

やまゆり号に乗船してAmi号を眺めます。やまゆり号が先に出航しました。

Ami号から見たやまゆり号の出航です。(Eさん撮影)

連休の好天の日なので、海上には色とりどりのヨットがいました。

後ろのセールを上げました。

ジブを上げました(開きました)。縁取りが青いから巻き付いているときには全部青く見えるのが素敵。

振り返れば江ノ島と富士山。Ami号が出てきたかな?

エンジンを止めて、心地よい風で快適な帆走です。

希望者は船首まで行けました。

タックして戻る途中、素敵なヨットとすれ違いました。

Ami号がやってきました! なかなか来ないので気をもんでいましたが、セールを上げるのに忙しかったのでしょう。

すれ違って互いに手を振ったり写真を撮ることができました。やまゆり号に乗っていた家族連れがAmi号を見て「かっこいい!」「海賊船みたい」と口々に言っていたので、私もうれしく誇らしく思いました。

Ami号から見たやまゆり号です。(Nさん撮影)互いに撮影できるのはとても貴重な機会でした。

さらに貴重なことに、陸から撮ったらしい、Ami号とやまゆり号のランデブーの写真までありました。(Ami号の関係者の方の撮影)

すれ違ってからフォアトプスルを上げていました。後ろ姿だけしか撮れなくて残念~。

体験クルーズはあっという間に終わりに近づきました。


ヨットハーバーに戻ってきました。入口すぐには藤沢消防のボートがいました。

下船後、付近を見て回りました。2回のオリンピックのモニュメント。

ヨットハーバーの突堤(サザエ島)から、次々出航していく船を見ました。すぐ下はタイドプールになっていて、小さい子でも安心して磯遊びができるようです。

白灯台のあたりまで行って、遠くにいるAmi号を双眼鏡で探しました。それらしき船は見えたけど、写真には写らなかった…。

ヨットハウス。右側に津波避難タワーがあって、そこからの眺めもいいらしいです。
ヨットハウス内にとびっちょのカフェがあって、相席なら座れないこともなかったけど何となく気が乗らず。

参道あたりはすごい混雑になってきてたので、本土側に戻ることにしたけど橋も大混雑。上空にヘリコプターが飛んでたのはTV取材かもと思ったら、夕方のテレビ朝日のニュースでやってました。日本テレビのニュースはいつもの定点カメラからの映像でした。

この混雑では生しらすは無理だと思って、お気に入りの紅茶店ディンブラに行ったらすぐに入れました。期間限定のパイナップルミルクティーと、オレンジチーズワッフルでゆっくり休憩。お持ち帰りでスコーンも買いました。

やまゆり号の乗船記念にもらったカードと案内。カードの裏面には「ケッチ型帆船」と書かれているけれども「ヨール型」ではないかとの疑問があがっています。

船に当日の新聞記事が置いてあったので、帰ってから確認しました。

もらってきたチラシがこちら。1時間は本当にあっという間なので、今度は2時間の夏のサンセットクルーズに乗りに行きたいなあ。

Ami号には5月6日に横浜で乗る予定でしたが、晴れてたけど強風のため中止となりました。演奏会後で疲れも残っていたので、残念だけどちょっとホッとしたような感じ。そう思えるのも、やまゆり号に乗れたおかげです。
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