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2020年4月26日 (日)

新型コロナ禍での生活

新型コロナウィルス肺炎の感染防止のための外出自粛生活が2か月近くになりました。「この1~2週間が重要」と繰り返し言われながら気が付けばゴールデンウィーク。今年のゴールデンウィークは4月25日からなのか?と疑問はあるけど、何にしてもStay Home Weekなのでいつからかは関係ないですね。

我が家の生活は、通常とそれほど変わりないです。夫は一種のインフラ関係の仕事なので通常勤務、通勤は車かバイク。仕事は相手先が一部休みになってるけど多くはやはり必須分野なのでそのまま。ただ、親会社は観光系なのでそっちのほうが大変みたい。
私はもともと在宅仕事なので普通に仕事していて、ただし趣味の活動で出かけることが一切なくなったのがつらい。健康のためのフィットネスクラブでは、1~2月のチャレンジの成果を3月に測るはずだったのに測定中止になり、その後休業に。体脂肪率下げようと結構がんばっていたのになあ。楽団は練習会場が使えないので3月4月まるまる練習なし。5月初めの演奏会も中止。せめて家で練習しなくてはと思うけど、結構忙しくてなかなかできない。

マスクは花粉症で少しストックがあったのを大事に使ってるのと、2月にプリーツマスクを手作りしたのを普段使いに。その頃からガーゼやゴムは品薄になっていたけど、家にあった布と髪ゴムを使いました。4月になってフィルターポケット付きの立体マスクを作成。キッチンペーパーを入れて使います。家にはもう太い平ゴムしかないと思ったら、引き出しの奥から髪ゴムの束が出てきてびっくり。白い布もプリーツマスクで使い切ったと思って他の布を探してたらもっと見つかって、四次元ポケットみたい。マスク作りの作業中などには、ベルリンフィルなどの無料配信をBGMにしていました。

個人的には人との接触はものすごく少ない。3月に出かけたのは友人宅での朗読劇と、一時期営業してたフィットネスに数回の他は、週2~3回の買い物ぐらい。歯医者が2月に終わっていてよかった。歯のクリーニングは仕事も忙しかったからキャンセルしてそのまま。4月は美容院1回と買い物で、電車にまったく乗っていない。夫以外としゃべることがほとんどないけど、もともと平日はそんな感じ。外食がないというのもほぼ通常。たまには他の人が作ったものを食べたいけど。部屋の片づけなどがんばる人もいるみたいだけど、そんな時間はない(夫はたまにやってる)。
政府の対策がダメダメなので、布マスク2枚配布に怒ってから「官邸への意見」をバシバシ出しました。そういう世の中の声でだいぶ変わってきているので、意見を言うのは大切だと実感。

図書館が3月は予約本受取りだけやってたけど、4月初めに緊急事態宣言が出た後は全面休館になってしまって、読むものなくなったらどうしよう~と不安になって駆け込みで借りたりしました。でも読む時間があまりなくて(電車に乗らないから)まだしばらくは持ちそう。

それで、ほとんど出かけないで仕事以外に何をやっているかというと、巣ごもり対策の無料配信の豪華なラインアップをいろいろ鑑賞しています。仕事が忙しくて見られないこともあるけど、どうしても見たいものは仕事を必死に終わらせて見たり、せめてBGMに聞いたり。コミックが読めるとか落語もあるとかも気になってるけど、そこまで手が回らない~。
今まで見たものなど、以下に記録しておきます。(追記するかも)

まずは無料配信まとめサイトのリンク。今のところ見たものはこれらのサイトじゃなくてそれぞれ情報を得て知ったものだけど、まとまっているのは助かります。知らなかったのがいろいろあったり、海外サイトで原語タイトルだから何だかわからなかったものもあったり。

コンサート無料配信スケジュール

オンラインビューイング演劇作品一覧

巣ごもり観劇情報

<これまでに見たもの>

・びわ湖リング「神々の黄昏」(3月7日、8日):びわ湖ホールが4年がかりでやってきたワーグナー「ニーベルングの指環」4部作の締めくくりが無観客公演になり、その代わりネットで生配信したもの。ホールの定員をはるかに上回る1万人以上が見たようです。話題になっているから初日にちょっと見てみたらすごいので、仕事をがんばって終わらせて2日目にはじっくり鑑賞。対訳サイトと解説ツイートをお伴に家で見られるなんて贅沢。ブリュンヒルデを表すクラリネット(とバスクラの掛け合い)のメロディが素敵なので、楽譜を探してダウンロードしました。

メトロポリタン歌劇場(MET)のワーグナーウィーク(3月25日~29日):びわ湖リングを見て興味を持ったので、「指環」全作見ました。METは1日限りの配信なので仕事も忙しくてつらかった~。音だけ聞いていて、山場っぽくなったら画面を見たり。ワーグナーの楽劇ってなかなか見る機会がないからありがたかった。学生時代に友人が、また数年前に別の友人がバイロイト音楽祭に行った気持ちがわかる。「ニュルンベルクのマイスタージンガー」も見た。

・マクベス(ヴェルディ)(4月5日):これもMET。いざこの週末は時間があるってなったらさて何を選ぼうと悩んで時間が過ぎたり、雑用に追われたり。これは一応ながら見した。

・ジーザス・クライスト・スーパースター(4月11日):アンドリュー・ロイド・ウェバー(AWL)のYouTubeチャンネル。この前の週の作品もちょっと見たっけ。

・ジェーン・エア(4月12日):ナショナル・シアター。シンプルだけど立体的な面白い構造の舞台装置での見事な演技。

・復活の日(4月14日):この状況下で気になっていた作品がちょうどGYAOで無料配信。そうだ~、オリビア・ハッセーが出演とか、草刈正雄のぼろぼろの姿とか、当時話題になったのを思い出す。ソニーカナダが協力としてクレジットされていた。本当に南極でロケしたというのにびっくり。

・魔笛:新国立劇場。音だけは一幕分ぐらい聞いたのだけど、レトロっぽい映像を使ってて面白そうな演出なのでちゃんと見ようと思ったら、最終日一日前には固まってばかりで断念。最終日夜にいざと思ったら、14時で終わりだった(涙)。

・ハムレット(4月17日):グローブ座。登場人物のうち若者は男女逆転のキャスティング。手話の人物も。面白かった。大学の文化祭でやったのを思い出す。劇場は凝った装飾があるような造りで素敵だったけど、大道具や照明などを使わないという元々のやり方(だよね?)そのまま。カナダのストラトフォード(トロントから2時間、シェークスピアを中心とする演劇祭で有名)の劇場はもっとシンプルな造りだったと思う。

・オペラ座の怪人(4月19日):AWL。ロイヤルアルバートホールでの25周年記念公演。昔トロントで見たし、映画も見て知ってるからさらっと見ようかなぐらいに思ってたら、もうすごい豪華で食い入るように見てしまった。人数も多かった。カーテンコールでサラ・ブライトマン+ファントムのレジェンド4人登場。その中のコルム・ウィルキンソンが、トロントで見た時のファントムだったと判明。学生の時プロムスに行ったきりのアルバートホール行きたい~。次回イギリス行くときはロンドンを抜かさないぞ(笑)

・長くつ下のピッピ(4月20日):フィンランド・ナショナル・バレエ。時間がなくて後半は飛ばしながら見たけど、楽しかった~。登場の仕方もラストシーンも最高! 私が見たサイトは4月20日までだったけど、このサイトでは6月まで見られます。

・宝島(4月21日):ナショナル・シアター。あまりに素晴らしかったので別記事を書きました。

・トゥーランドット(4月24日):新国立劇場。14時までだと思い出して何とかぎりぎり見ました。「誰も寝てはならぬ」がこういう話の流れで出てくるのかと知りました♪ ラストは衝撃の演出。途中音だけ聞いてたところもあるので、ちゃんと見てたら演出の意図がもっとわかったかも。

・Love Never Dies(4月25日):AWL。オペラ座の怪人の続編的な作品。いやあ、これは二次創作ですね。私はこの展開は望まないな。

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2020年4月23日 (木)

宝島

イギリスのナショナルシアターによる劇の無料配信National Theatre at Homeで今週見た「宝島」が素晴らしかったので覚書。

何しろ宝島なのでそれだけでもワクワクですが、 シーシャンティがたくさん出てきました。すぐわかったのはAway to Rioぐらいだったけど、時間ができてもう一度ざっと見直して確認しました。わからなかったのもいくつもありましたが…。

Fifteen men on the Dead Man's Chest

Blood Red Roses

Away to Rio

Haul on the Bowline

Bright Morning Star Arising

Farewell Shanty

それから星を見るシーンが素敵でよかったです。北斗七星をSaucepanと呼んでたのが特にうれしいポイント。ランサムに出てくる「おなべの星」だ~と喜んでました。ふつうはBig DipperとかPloughですよね。 北斗七星とカシオペアが横に並んでいるのは変でしたが(笑)。

あと、belayという語がロープを巻き止めるという意味(=ビレイピンのビレイ)だけじゃなくて「やめろ!」というふうにも使うんだとも発見。
主人公ジムが女の子、お医者さんも女性という設定でした。

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2020年4月 2日 (木)

活版印刷三日月堂

「活版印刷三日月堂」ほしおさなえ作、ポプラ文庫

そういえば川越散策のもととなったこの本のことを書いてなかった(^^;;

2018年12月に飯田橋の印刷博物館に「天文学と印刷」展を見に行ったんです。地動説などが普及した裏には印刷技術の発達があったという展示で、コペルニクスとかガリレオの出版物などすごいものがいっぱいの展覧会でした。その時博物館で同時にやってたのが、「活版印刷三日月堂」とのコラボ展。へえ~、そういう本があるのか。それに出てくる、活版印刷されたコースターとか栞とかが展示されていました。ふーん、今度読んでみようかなと思ってパンフレットをもらって帰りました。

で、半年ぐらい経ってからやっと読みました。祖父が昔川越でやっていた印刷業を、孫娘が帰ってきて少しずつ再開していく話。人と人とのつながりから仕事の幅がどんどん広がっていくのですが、それぞれの話がじんわり染みるし、活字に興味がわきます。うわ~、展示されてたコースターとか栞とか、読んだ今もう一度ちゃんと見たい~!と地団駄踏みました…。博物館の印刷体験コーナーも、その時はへえ~と思っただけだったけど、体験しに行きたい!  それに何より川越の街を歩きたい!となった次第です。

活版印刷に興味がわいて、文房堂で活版印刷の一筆箋を見つけて、思わず買ってしまいました。

同じ作者の「菓子屋横丁月光荘」も読んだら、「三日月堂」とのつながりもちょっとあってそれもよかったです。

「三日月堂」は4巻で終わったのだけど、その後番外編が2冊出たので、それを読むのも楽しみです。

紙博に出品された(博物館で展示されたのもこれなのかな?)コースターとか栞とか、はたまた星座早見盤とか豆本とか、ここで見られます(売り切れが多いけど)。

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