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2019年1月25日 (金)

イギリス旅行記2018:(19)トールキン展

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10時になり、いよいよトールキン展です。
入場時間指定の整理券をネット予約しておいたのです。太っ腹なことに入場無料!、整理券発行の手数料が1ポンドかかるだけでした。

展示室入口。もうすぐ入場です♪
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入場してすぐの通路の壁にモリアの門のプロジェクションマッピング♪
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展示室は撮影禁止なのでこの後の写真はありませんが、とっても充実した展示でした。細かいものが多くてじっくり読んで見る感じ。いろいろなスケッチや挿絵の原画、地図や構想メモ、手紙や写真などがありました。トールキンは絵を描くにしても構想を練るにしても細部にまでこだわる人だったんだろうなあと思いました。新聞のクロスワードパズルをやりながらそのページに模様を描いたものや、マザルブルの書を実際に焦がしたり汚したりして作ったものもありました。立体地図で旅の仲間のたどったルートが表示されるものもありました。ポーリン・ベインズの絵が入ったポスターマップを見られたのもうれしかったです。

はじめのほうにいろいろな有名人からの手紙がある中に、ランサムからトールキンへの手紙がありました。トールキン展の開催が発表された時点でランサムの手紙も展示されると発表されていて、「へえ~」と思っていたのですが、その後何かの拍子に「伝記に書かれているあの指摘をした手紙なのか!」と気がつきました(『アーサー・ランサムの生涯』37ページを参照)。 ホビットやドワーフを指す言葉としてmanやboyを使っているのはおかしいのではないか、と指摘していて(マニアックですねえ)、トールキンはこの批判を受け入れて修正したそうです。

また、これとはまったく別な展示の箇所で、ホビットの続編を出版社が求めた時のことだと思いますが、Unwin was hoping for a sequel or perhaps even a lucrative series like Swallows & Amazons books. という説明が書いてあったので、思わずメモ書きしてしまいました。(走り書きした自分の字が読みづらくて、間違いがあるかもしれませんが…)

ひととおり見終ってから、タッチパネル式のエルフ語クイズを見つけたのでやってみました。単語の意味などを4択で答えるものなのですが、もう結構忘れていて間違えてばかりで、思わず「これじゃ伊藤先生に顔向けできない~」と言ってしまいました。(伊藤先生は映画「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフ語監修を担当した方で、エルフ語や北欧神話の講座でお世話になりました。)

その時、「それは何ですか?」と日本語で聞いてきた男性がいました。「エルフ語のクイズなんですけど…」と説明しながらその人を見たら、あれ?見覚えがある…え?もしかして伊藤先生?!  まさか、先生の名前を出した途端に本当にここに現れるなんて!  モノマネ番組で後ろから本物が登場するみたいな、あるいはドッキリカメラのような、ビックリなできごとでした。以前講座でお会いしていた時よりも日焼けして精悍な感じになっていました。大学生を連れてこの日に来たばかりだそうです。いやあ、もう本当にびっくり。同じ展示会場にいても気がつかずに行き違いになることもありそうなのに、「伊藤先生」と言ったのが聞こえたのもあるのだと思いますが、奇跡のような遭遇でした。トールキン教授の思し召しとしか思えません。この旅最大の印象的なできごととなりました。

その後私たちは展示を見終ってショップに行き、グッズを買いました。カタログはものすごく豪華で百科事典並みのサイズなので、持って帰るのは無理だから買うにしてもネット購入にすることにしました。小さいほうのカタログはこの時なかったのか、気がつかなかったので、これも後でネット購入しました。

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コメント

いろんなことでビックリ!!!の連続だったのですね。

入場無料もすごいし、ランサムの手紙も、偶然の出会いも。

さぞ興奮されたことと思います。

展示内容だけでなく、濃い~時間でしたね

投稿: すてら | 2019年1月27日 (日) 09時20分

>すてらさん

ほんと、と~っても濃い時間でした。

投稿: Titmouse | 2019年2月10日 (日) 19時34分

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