イギリス旅行記2018:(6)ミリタリー・タトゥー
いよいよミリタリー・タトゥーです。Tattooとは、オランダ語由来で、トントンたたく音から軍隊の帰営太鼓やラッパ、そして夜の野外分列行進を意味する語です。入れ墨のtattooはポリネシア語から来てるようです。私は入れ墨のほうを後から知ったので、たぶん他の人と違って「なんで入れ墨もタトゥーって言うんだろう?」と思ってました。まあそれはともかく。
20時15分開場に行列して入り、スチロール製のクッションを1ポンドで借りました。(これは大正解、必須です。なかったら椅子の冷たさと硬さにやられたと思います。)そろそろ日没で冷えてきたので、このために持参したダウンにウィンドブレーカー上下を着込みました。風が吹いててどんどん寒くなって(気温は10度ぐらい)途中からは昼間に買ったタータンのマフラーも、値札を付けたまま巻いたほどでした。ホカロン持って来ればよかったな~。
そして21時に開演。(ちょうどDVDも届いたのでいろいろ確認して書けました。)
まずはファンファーレ。後ろのほうにいるマラウィの女の子たち、半袖のドレスで寒いんじゃないかと思いました~。(写真はほとんど拡大表示できます。拡大するとピンボケやブレているのがバレますがご容赦を。)
バグパイプのいろんな楽隊の合同演奏。なんてたくさんのバグパイプ!
チェコの楽隊と民族舞踊。最初ダンサーが出る前に新世界の第4楽章をやってました。さすがチェコ。ダンスの最後の曲を後ろの席の人たちが一緒に歌っていると思ったら「ビヤ樽ポルカ」でした。
横笛と太鼓の楽隊。Middlesexという名前だけど、プロジェクションマッピングが示してるようにアメリカのほうでした。
オマーンの、馬に乗ったバグパイプ隊と、黄色い衣装の女性だけの軍楽隊。かっこよかった~!
スイスのドラム隊。派手な花火は国旗の人たち。一番右の列では、太鼓のバチから花火が出てます。(この少し前に、バチを落としちゃった人がいたんだよね。予備を使ったのだろうけど。)
メキシコの楽隊&ダンスや、ハイランド・ダンスもあったけどいい写真がなかった…。それから見事だったのがアメリカ空軍の銃のドリル。目が離せず息を詰めてみる感じで写真を撮る余裕はありませんでした。
軍楽隊(Royal Marines Plymouth、Royal Regiment of Sctoland、Royal Air Force College)の合同演奏では、スターウォーズ、Life on the Ocean Wave、ルール・ブリタニア、荒鷲中隊、ワルキューレの騎行など知ってる曲もいろいろ出てきました。海を越える握手が題名が出てこなくてもやもやして(パンフレットの曲リストではUnited States Air Force March Pastという中に入ってるようで確認できず)、後で動画を楽団の人たちに送って教えてもらっちゃった。
出演者全員が出てきてフィナーレ。観客も立って、国歌やAuld Lang Syneやアメイジング・グレイスを一緒に歌いました。歌詞がわからないところは適当に・・・Auld Lang Syneは日本語で蛍の光を歌いました(^^;;
今年はRoyal Air Forceが100周年だということで最後のプロジェクションはこれでした。
高校時代からのあこがれのミリタリー・タトゥー、寒かったけどいい天気の中で存分に楽しめました。長年の夢がかなって感激でした。
終わったのは23時近く。会場を出てのろのろと歩いて、途中でバスが来たので乗ったらすぐ次が下車する停留所で(Google Map見ててよかった)、宿に戻って長~い一日が終わりました。2万歩以上歩いたみたいでした。
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