« 金環日食 | トップページ | 高楼方子さん講演会 »

2012年5月30日 (水)

東北応援旅行(3):気仙沼バスツアー

2日目は、仙台駅前発着の復興応援一日バスツアーで気仙沼に行きました。

Imgp0032_250x188 雨がときどき強く降って、「今日も長靴とカッパが必要だったかなあ」と思いながらバスに揺られ、雨が小降りになったころ着いたのが地福寺。お寺の向こうに広がる更地がもとはどうだったかを思って、まず立ち尽くしてしまいました。このお寺は天井近くまで津波が来たということで、住職さんは数軒先の家の2階に避難してなんとか助かったけれども、周辺では多くの人が犠牲になったとのこと。実際に経験した人の話を初めて直接聞き、以前の写真を見て現在の様子を見る。寺の鐘も鐘つき堂も流され、戻された鐘を大晦日にはクレーンでつるして鳴らしたのがテレビでも取り上げられたそうです。

Imgp0037_250x188 それから岩井崎に行き、雨がほぼ止んだ中、有名になった復興の辰の松や、江戸時代の力士の像を見ました。海が荒れていて岩場に激しく波がぶつかってくるのだけでも十分怖いのに、津波はそんなもんじゃないんですよね。想像できないです。

前日の大雨で冠水している道路もあるようで、迂回などしながら気仙沼市街へ。まずはさかなの駅で買い物。ふつうのツアーだったらこういうところであまり買い物をしないのだけど、今回は特別。復興支援にお金をせっせと使わなくちゃってことで、(のりやわかめは東松島のをいただいたばかりだったので)ひじきにふかひれスープに、お店の人に勧められた仙台麩などを買い込みました。市場の横の川岸は満開の桜並木でした。すぐ横には仮設住宅が並んでいました。

それから復興屋台村で昼食。並ばないで入れたお店で海鮮丼を食べました。ご飯がなかなか見えないぐらい具がたっぷりと載っていて豪華なのに加えて、温かい茶そば付きで満腹。他のお店も見て回ったら、前日に教えてもらった「もうかの星」(サメの心臓の刺身)も売ってました。Imgp0057_250x188

それからボランティアガイドさんの案内で、街を見学。港は地盤沈下していて、海と陸とがほぼ同じ高さ、冠水しているところもあちこちあります。古くから栄えた街らしく、由緒ありそうな建物がいくつもあるのだけど、登録文化財のこの建物のように、津波やその後の火災にやられたものが多数ありました。(ふつうなら重油は燃え広がらないのに、がれきがろうそくの芯の役割を果たしたために燃え続けたのだと、Imgp0058_250x188以前NHKの番組で検証していたのが驚きでした。)

こちらの建物は津波に何とか耐えた、これも登録文化財。立派な蔵もある、しゃれた建物です。ボランティアガイドさんがお店の方と知り合いのようで、ちょっとお話も聞けました。

歩きながら、ガイドさん自身の避難の体験も聞くことができました。

Imgp0064_250x188

それからバスで鹿折(ししおり)地区へ。地図で見るとここは湾の一番奥で川もある。だから特に被害が大きかったのでしょう。テレビでもよく取り上げられた、津波に運ばれてきて陸に取り残されたままの大きな船がありました。

Imgp0068_250x188


この船のすぐ近くにある復興マルシェへ。マルシェの前の歩道橋には、津波の跡が生々しく残っていました。
マルシェでは、これなら別腹で入るからと、ソフトクリームを食べました。

Imgp0066_250x188この日は復興イベントで遠くからアートトラックが大集合して、撮影会などをやっていました。壮観です。

この後道の駅を経由して仙台に戻ったのが20時ごろ。こんな時間でも駅ビル3階の牛タン通りはすごい行列!  1階の店はそれほどではなかったので、ちょっと並んで牛タン定食を食べました。味噌と塩の半々にしたのだけど、塩味がちょっと濃いめなのは寒い地域だからかなあ。

 

|

« 金環日食 | トップページ | 高楼方子さん講演会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/98452/54776478

この記事へのトラックバック一覧です: 東北応援旅行(3):気仙沼バスツアー:

» 3/24 東北3日目:気仙沼、南三陸、松島 [ナンシイの足跡]
昨晩は雨だったのに、寝ている間に雪になったようで、部屋のカーテンを開くと、一面雪 [続きを読む]

受信: 2012年5月30日 (水) 19時01分

» 私的東北応援キャンペーン旅行(2) [foggyな読書]
2日目は気仙沼日帰りバスツアーです。これは宮交観光サービスが企画している「復興応援ツアー」のひとつ。 小雨混じりの中、内陸を北上し続けたバスは、海岸に出たとたん、激しい波頭とたちのぼる灰色の水煙に出くわしました。相当な迫力でしたが、311の津波はこの何十倍だったのでしょう。 最初の見学ポイントは地福寺。 住職の説明によると、何もないところにぽつんと建つ真新しい建物は3年前(だったかな?)に建て替えたもの。津波によって大きな被害を受け、やっとの思いでここまでの状態に戻したのだ... [続きを読む]

受信: 2012年5月30日 (水) 19時33分

« 金環日食 | トップページ | 高楼方子さん講演会 »