« 高楼方子さん講演会 | トップページ | 横浜西洋館散策 »

2012年5月31日 (木)

東北応援旅行(4): 女川・石巻(その1)

最終日は、朝食前にちょっと散歩。前夜地図を見て、河北新報社が宿の近くだとわかり、『河北新報のいちばん長い日』を数か月前に読んだので、そこまで行ってみたのです。ビルの前には最新の新聞が掲示されていて、前日気仙沼で土砂崩れがあったことが書かれていました。道路の冠水だけじゃなかったんだ。こういう掲示が震災の時には貴重な情報源だっただろうと、本の内容を思い出しました。

さて、この日は仙台在住のfさんに車で案内してもらって、女川と石巻を回りました。

Imgp0072_250x188 女川は・・・町がほとんどなくなっているような状態でした。丘の上にある医療センターに行ったのですが、20mもあるその丘に建つ医療センターの1階部分にまで津波が来たそうです。見下ろすと、横倒しになったビルがいくつもあります。液状化で土台が緩んだところに津波が来て倒れてしまったもの。その向こうの建物は銀行で、屋上に避難したけれども津波はもっと大きかった・・・。

Imgp0076_2_250x179 医療センターの駐車場に作られた仮設店舗で、コーヒーを飲み、さんまかりんとうを買いました。車で下に降りると、丘はすごく高く見えます。丘の上のフェンスには、女川出身の中村雅俊の「女川の町は俺たちが守る!」という横断幕が掲げられていました。

それから石巻へ行き、fさんお勧めのお寿司屋さんで昼食。「おまかせにぎり」がなんと3000円! ホヤも(前日岩井崎で見てたしかに「海のパイナップルだ」と思ったのですが)さっきまで生きていたというだけあって、臭みもなくおいしかったです。

石巻は今回ぜひ行きたかった場所でした。震災の時、親戚や友人が無事だと確認できたその次に気になったのが、生活クラブ生協でいつも買っている無添加のおいしい練り物の生産者、高橋徳治商店がたしか石巻だったけど無事だろうかということでした。その後生協のお知らせで工場は津波にあったけど全員無事だと知り、その後カンパに協力したり1年近く経って少しずつ生産を再開したのを毎月のように買ったりして応援してきたのです。
また、石巻は石ノ森萬画館があるところ。(実は震災前には、たしか遠いところにあるんだけどどこだっけ?というぐらいの認識だったのですが。)サイボーグ009をはじめ、いろいろ読んで好きだったから、復活に向けて応援したいと思っていました。さらには、NHKの「家族に乾杯」で鶴瓶とさだまさしが震災後に訪問した回を見たので・・・。

というわけで、さださんが番組で訪問した市民会館(コンサート会場で街を記憶しているというので)とその隣の避難所だった明友館(『笑う、避難所』という本があります)を車窓から眺めて、石ノ森萬画館へ向かいました。

|

« 高楼方子さん講演会 | トップページ | 横浜西洋館散策 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東北応援旅行(4): 女川・石巻(その1):

» 私的東北応援キャンペーン旅行(4) [foggyな読書]
3日目。 今日のガイド兼ドライバーを引き受けてくださったのは仙台在住のfu-gaさんです。 まずは石巻の先の女川へ。 写真は撮れなかったのですが、石巻の海沿いの道の脇には廃車の山が延々と続いていました。あんなにたくさんの廃車を見たのはチェルノブイリ以来です。 女川と言えば原発。 女川原発と言えば「女川原発は福島原発とは違い、津波の被害を受けず、避難住民を受け入れた」という報道を聞きましたが。 行ってみて言葉を失いました。 町が無いのです。 家々が並んでいたと思... [続きを読む]

受信: 2012年5月31日 (木) 21時17分

« 高楼方子さん講演会 | トップページ | 横浜西洋館散策 »