イギリス旅行記2011(7):フリントン
9月22日夕方以降
イギリス旅行記2011(2):ナンシイ・ブラケット号乗船記「川をくだる」からの続きです。
ナンシイ号を降りた後、車でイプスウィッチまで送ってもらい、切符を買って乗り換えのことを質問してたら時間ぎりぎりになってしまいましたが、無事列車に乗れました。コルチェスターでの乗り換えが、駅が2つあって離れているかもしれないとも聞いたので心配していたのですが、結局そんなことはなく、下調べどおりホームを変わるだけの数分の乗り換えで大丈夫でした。 さらにもう1回乗り換えて、ウォルトン・オン・ザ・ネイズの一駅手前のフリントン・オン・シーまで行きました。
ウォルトンでは宿が取れなくて(数が少ない上に電子メールで連絡できるのはさらに少なく、返事が来なかったり満室だったり、自前のサイトがあるのにメルアドが書いてないところまでありました)、フリントンのB&Bを予約したためです。
フリントンの駅は小さくて何もないし(駅舎の扉も閉まっていて脇の門から出入りしてた)、宿までの道は住宅街だったので
夕食を食べる店があるか心配になりましたが、宿のあたりから海側が商店街になっていました。お店を物色しながら海岸まで歩いて行って夕暮れの北海を眺めてから、インド料理店で夕食を食べました。タンドリーチキンとカレー2種です。カレーもいろいろあるとわからなくて、ビギナー向けというのを選んだら、全然辛くなくて日本人はビギナーじゃないんだなって思いました(笑)。
leiraniさんのビンダルーカレーがすごく辛かったので、合わせてちょうどよかった感じ。
バス停がこの商店街の近くにあるはずなんだけど見つからず、 お店で聞いても駅のところにあるのしかわからない様子でした。(駅のゲートの向こうと言われて何かと思ったら、踏切のことだったようです。)翌日バスか列車でウォルトンに行って回るのだけど、時間の確認ができなくてちょっと困りました。ウォルトンの回り方をいろいろ想定して調べておいたつもりだったのに、プリントしてこなかった時刻のバスに乗る回り方がよさそうだということになったのでした。
9月23日(金)
B&Bの朝食は前の晩にメモで注文しておくのだったので、なかなか食べる機会がなさそうなポリッジがメニューにあったから頼んでみました。なるほど、嵐の後ならお腹の中から温まっていいかな。でも全部食べると他が入らなくなってしまうので、半分ぐらいにしておきました。そして今回の旅行で初めての、定番のベーコンやソーセージや卵のイングリッシュブレックファスト。後から思えば、
朝をこうしてしっかり食べておいてよかったです。
宿に荷物を置かせてもらって出かけました。列車に乗るつもりで行って、駅の近くのバス停で時間が合うのがあればそれにするということで歩き始めたら、商店街でバスが走って行くのが見えました。バス停はなんと、昨日探していたすぐ向こう側の道で木に隠れていたのでした。次のバスが来たので乗ろうとして、宿にあったネイズタワーのチラシを運転手に見せてここに行きたいと言ったら、
数分後に来るバスのほうがもっと近くまで行くといわれたので、待つことにしました。ところがいくら待ってもそのバスは来ない。 予定していた列車の時間が近づいたので、あきらめて駅に行って列車に乗りました。最初のバスに乗っておけばよかったなあ。ウォルトンの駅も小さいけれど、天気がいいせいもあって街はフリントンよりにぎやかな感じがしました。
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朝食前に
もう一度船着き場に行って、朝の静かな川の眺めを楽しみました。ホーニングに2泊滞在できて、雰囲気をゆっくり味わえてよかったなあと思いました。
朝食には昨日は品切れだったハドックの燻製とポーチトエッグを注文しましたが、これもおいしかったです。
まずロイヤルアーケードにあるマスタードの
地図を見て手ごろな距離だったのが、昔のスケートリンクがギャラリーになっているというところ。
木組みの天井がいい感じの建物で、中はオリエンタルなグッズ(仏像とかじゅうたんとか)の店になっている(展示販売しているギャラリーということみたい)のがなんとも面白かったです。
それから古い街並みのエルムヒルへ行きました。記憶よりもお店がさみしい感じがしましたが、アンティーク屋や古本屋が面白くて、古本屋ではランサムの8巻と10巻の初版本やパフィン版もありました。パフィンの5巻があったら買うのになあ。leiraniさんは10巻の初版本を買おうかどうしようか悩んでいました。
B&Bの朝食はいろいろ選べたので、ベーコンエッグは避けて、この日はスモークサーモン入りスクランブルエッグにしました。シリアルやフルーツやヨーグルトに、自家製のジャム類もおいしい。白鳥亭はコンチネンタル・ブレックファストだと書いてあったので、朝食はこの宿でよかったと思いました。
(フットフェリー)があることもわかりました(サガの時代にはチェーンフェリーだったんですよね)。
通り抜ける船は全然来ません。近くのレストランでサンドイッチの昼食を
食べ、お店を見たりしました。レストランにいる時に船が行くのが見えたのですが、くぐるところまでは残念ながら見られませんでした。ポッター・ヘイガムはその名のとおり、陶器作りの盛んなところだったようです。左の写真の看板には陶器作りの絵が描かれています。
さて、帰りのバスですが、実は乗り継ぎの1時間待ちをうまく生かす方法が見つかったのです。宿のご主人から、サー・ガーネット号のような貨物船(ウェリー)のアルビオン号の本拠地がウォマックにあると聞いて、ラダムから歩いて行けそうだと思ったのでした。ポッターからのバスをラダムで降りて、地図を手に速足で歩きました。途中のマリーナで聞いたらもっと先だと言われ、その先の艇庫で聞いたら「この隣だけどマストが見えないから今日はいないかも。 でも別の1隻はいるはず」と言われ、もうひとつ先の広い駐車場がある艇庫に行ったら(船大工がいていい雰囲気のところでしたが)それも違ってました。
そのふたつの艇庫の駐車場の間にあった「Norfolk Wherry Trust」と書かれた小さな看板のある細い道を入っていったら、やっと探していた艇庫がありました。隣で言われたとおり、残念ながらアルビオンはいませんでした。でももう1隻(たぶんMaudという名前のもの)がマストを倒して停泊していました。その大きいこと! 大きさの雰囲気をつかめただけでも、見に来た甲斐がありました。艇庫の屋根には貨物船の風見がありました。さらに艇庫の前の桟橋に停泊していた船には、「Teasel」の名前がありました。ここで
ティーゼル号に会えるなんて! 現代的な船でしたが、そんなことはかまいません。その名前をつけているということだけで、気持ちが通じている気がします。十分満足してまた急ぎ足で歩いてちょうどいい時間にバス停に戻り、バスに乗って今度はロクサムまで行きました。
ロクサムではまずインフォメーションに行って、ランサム関連本やたくさんの絵葉書を買い、係の人にランサムのことでいろいろお話をしました。 ランワースへの行き方も聞いてみましたが、バスも通っていないので車がないとなかなか難しい、ホーニングからなんとか行くとしたら徒歩とフットフェリーではないかとのことでした。
それからロイの店をいろいろ見て回りました。The World's Largest Village Storeというだけあってすごく大きくてロクサムの中心的存在で、写真の右側の建物だけでなく、左奥の建物もそうです。食料品から衣料品、日用品までいろいろ売っています。ここでガリバルジー(スカッシュフライビスケット)やロイの店ブランドのショートブレッドなどをお土産に買いました。 ロクサム・ホテルのレストランでアイスクリームを食べて休憩してからバスでホーニングに
戻りました。
夕食は白鳥亭の
向かいのBure River Seafood Restaurantでホタテのソテーやカジキのステーキ、ノーフォークのビールにチーズケーキのデザート。ちょっと高かったけど、とってもおいしかったです。
(江ノ島に行くのは曇っていたのであきらめたらしい)朝6時ごろに帰ってきて寝てるので、ひとりでお雑煮を食べ、それから富士山と大山を見てきました。午後からは子どもたちと実家へ。夜には自宅に帰ってきて、家族揃ってすき焼き。このスケジュールばらばらの中で、大晦日と元日の夕食に全員揃ったことに感謝です。その後、夫は2日のみ休みで3日から遠出の仕事となり、子どもたちもあれこれ用事が入ってきて、またばらばらとなったのでした。
今年はお祝なしなのだけど、おせちやお雑煮は皆好きでこの時しか食べられないものもあるので、ほぼ例年通りにやりました。好きなものしか用意しないのであまり残らないのだけど、黒豆と栗きんとんが少し残ったため、それを使って今年は抹茶パウンドケーキを作りました。それもホットケーキミックスと絹ごし豆腐を混ぜるだけというヘルシーな生地です。生地が固かったので卵も入れましたが、これなら気軽に作れます。もちもちしていておいしかった~。さらに、黒豆少しと煮汁を牛乳と合わせて黒豆ミルクゼリーも作りました。
一息ついたところで、遊覧船に乗りに行きました。白鳥亭前から出発して、ランワースまで往復する2時間のコースです。(昔はロクサムからランワース往復の遊覧船に乗ったのですが、今はそのコースはないようです)。
この遊覧船Southern Comfortは名前のとおりミシシッピ川にいるような派手な外輪船で見かけはイマイチなのですが、説明ではちゃんとランサムのことにも触れていたし、鳥の説明もいろいろしてくれたのでなかなかよかったです。
掘割のある家、風車、船大工の工場、船の風見、帆走してくるヨット、ランワースの狭水路と教会の塔など、見るものすべてがうれしくなるものばかりです。
鳥もアオサギ、オオバン、カイツブリ?、チュウヒ?などがいました。クルーズの乗客は年配のイギリス人が多かったですが、何人かと少しお話もして楽しいひと時でした。
下船後お店を覗きながら村を散歩。昔サイクリングの昼食のパイを買った食料品店はどれだったんだろう?
ロイの店(ランサムの頃あったはずのホーニング支店)があったのは白鳥亭の並び? 昔Tシャツを買ったんだけどそれらしき洋服屋さんは見当たらない。荒れ野ってこの辺?
オオバンクラブのはね橋ってこういうの? といった具合にいろいろ見ながら、フェリーインのあたりまで歩いて戻ってきました。
古い建物のかやぶき屋根は、上の部分を飾り状に止めているのが特徴的です。
今回実現できてうれしい~。アルコール入りのジンジャービア(!)やサイダーに、チキンとリーキのクリームパイやサーモンとブロッコリのフィッシュケーキを食べ、古い写真がいろいろ飾ってあるのを見て回って楽しみました。魚の剥製が昔飾られていたらしいけど、今は置いてないのですね。
博物館に移されたってガイド本に書いてありました。
朝6時前にヒースロー空港に到着しました。リバプールストリート駅9時発の列車に乗り、leiraniさんに到着時間を電話で連絡しました。11時前にノリッジ駅に私のほうが先に着きました。駅のすぐ近くに川があってヨットステーションなどがあるのでちょっと散策。昔泊まったRiverside Hotelはもうないようだけど、この辺だったんだろうなあと感慨にふけっていたところに、leiraniさんがケンブリッジから到着しました。
川沿いのNelson Premir Innで昼食にシーフードプラターを食べ、駅前からバスに乗ってホーニングへ。(Dきょうだいのようにロクサムまで列車で行くのとどっちがいいか迷ったのだけど、結局バスにしました。旅行前に本を再読できなかったのですが、後で少年文庫版が出たのを読んだら「バスだと、川で大事なことが全然見られないんだ」と書いてありますね(^^;;。)
ノリッジからサルハウス、ロクサム(ロイの店の大きなこと!)を通り、ホーニングへと向かう道。昔サイクリングで通ったのはこの道だったんだろうなあ。ホーニングの村に入ると、懐かしい白鳥亭に船着き場、そしてすぐ近くに私たちが泊まるMoorhen B&Bがありました。白鳥亭に泊まりたかったのですが、ナンシイ号のスケジュール確認をしているうちに白鳥亭はいっぱいになってしまっていたのでした。
でもこのMoorhenも素敵です。(Moorhenとはバンのことなんですね。)泊まるのは庭に面した部屋で名前がサルハウス(右の写真)、
隣の部屋はランワース、それに新しい貸しコテージのCoot Cabin(オオバンクラブの小屋!)まであるんです。
サー・ガーネット号のような帆船の絵が描いてある備え付けのマグカップ(後でお店で探そう~)で紅茶を飲み、一息つきました。
体操競技
伝統芸能
ハンドボール
集団行動




leiraniさんが持参した岩波版の5巻を見せると、装丁や日本語の書き方など興味深かったようで、いろいろと説明をしました。ちょっと寒くなっていたのですが、この休憩で暖かくなりました。
テムズ・バージ(オオバンクラブに出てくるウェルカム号のような貨物船)も帆走してきました。ノーフォーク・ウェリーよりもさらに大きいのに喫水が浅いので、ブイの外側を通っています。今度は私が舵を取り、おっかなびっくりながらも、ホーニングよりは川幅がずっと広いので、緑のブイを右舷に見ながら進んでいきました。次のブイがなかなか見えないとあせるけど、停泊している船の列を参考にして進んでいきました。やがてピンミルが見え、舵を交代して、ウルヴァーストンのマリーナに無事戻りました。
そしてピンミルに着いて、挿絵のままのアルマ荘や酒だるとカキ亭を見ました。ピンミルは村というほどもないほんの数軒だけの集落だというのにちょっと驚きました。挿絵はたくさん建物がある中のごく一部を描いているように思っていたのでした。(アルマ荘は週貸しのコテージになっていて、内部を見学できないか事前に問い合わ
せてくれていたのですが、現地の管理人さんがこの週は休暇で留守なのでだめだということでした。)
桟橋では帆船が数隻、干潮で現れた川底に立っています。すぐそばにあるキング造船所は、ランサムのセリーナ・キング号を作ったところだそうです。酒だるとカキ亭の外のベンチで、ジンジャービアを飲んで景色をしばし楽しみました。
君たちはどうする?」というので、そりゃあもちろん探検家なので歩きたいと言いました。そういう気持ちをわかってくれるのがうれしいです。懐中電灯を一応持って、夕暮れのフットパスを20分ほど歩いてピンミルに行きました。耕した畑の真ん中を通るところもあり(フットパスなので必ず通れるようにしておかなければならないそうです)、川を眺めながらの楽しい散歩でした。
酒だるとカキ亭に、車で行ったジュディさん、ジョン船長と奥さん(キャンピングカーでマリーナのすぐ近くのキャンプ場に来ている)、ジョンさんと私たちが揃って、おいしい夕食を食べていろいろな話をしました。私たちが食べたのは、マッシュルームの詰め焼きと、フィッシュシチュー。マッシュルームが大きくてびっくりでした。パブの暖炉の前には、赤と緑の航海灯がありました。
この横に飾ってあった帆船の模型は、うれしいことに(おととし乗った)カナダのブルーノーズII号でした。




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