夏・長崎から2025への旅(その3)
疲れているはずなのにあまりよく寝られなかった夜を過ごし、翌朝は雨でした。長崎は今日も雨だった。そして一日雨の予報。
初日に時間があれば自由飛行館やピースミュージアムに行こうと思っていたのを結局行かなかったので、前夜にプランを練り直し。自由飛行館は定休日でインスタなど見たけど臨時で営業の情報はなかったので対象外としました(営業してたようだと後からわかったけどファンは皆行くのですごい混雑だったみたい)。雨予報だからあまりあちこち歩かず、最低限行きたいところに絞ることにしました。
ホテルをチェックアウトして荷物をロッカーに入れていざ出発したら、雨がやんでいてラッキー。降らないうちに歩き回れたらいいなと、まず路面電車に乗りました。電車の中で、私の帽子につけたピーススフィアのほうき型アクセサリー
「せんそうほうき」(グレープバージョン)を見て声をかけてくれた人がいて、その人もコンサートに行ったとのことでその人が下車するまでいろいろお話ししました。これが「せんそうほうき」です。右が春に共立講堂でもらったグレープバージョン、左は以前もらったクリスマスバージョン。
私は終点の蛍茶屋で下車しました。この写真、停留所も行先表示も信号の名前も蛍茶屋ですね。
そして、旧長崎街道から長崎に入る玄関口でかつて蛍が乱舞していて茶屋があったという蛍茶屋跡に行きました。昔(40年ぐらい前)に初めて長崎に行った時にかなりじっくりあちこち回って、蛍茶屋の停留所には来ているけれど、蛍茶屋の由来やこの碑があることは知らなかったので今回来られてよかったです。
そして「蛍茶屋から鳴滝まで♪」歩くのです。これは「中川ぬけてく川端柳♪」の中川の地名を確認できた、中川八幡神社。歩いていて暑くなってきて、ここでハンディファンが役に立ちました。
これは1654年に架けられた古橋(中川橋)。川は鳴滝川なんですね。でもずっと探したけど柳は見当たらなかった…。
これが鳴滝。水はあまり多くないけれども、岩がゴロゴロしていて、この真下に巨岩があるようです。階段を下りられるようになっていました。
シーボルト宅跡。ここは昔も来たみたい。
シーボルトの像と、鳴滝塾やオタクサの説明がありました。
その隣のシーボルト記念館。ここは昔の旅ノートに書いてないと思ったら、平成元年にできたらしい。というわけで初めて入りました。曇りとはいえ外は蒸し暑かったので、冷房のある所に入れてほっとしました。
シーボルト通りをとおって新中川町の電停に向かうとき、先ほどの中川橋を振り返って見たところ。歴史ある街だから古くからのものがあちこちにありますね。
ところがその電停に着くころに、折りたたみ傘を持っていないことに気がつきました。今年買ったばかりで、長い状態にもたためる(以前は普通にあったのに最近は店ではほとんど見つけられない)のをネットでやっと見つけたお気に入りの傘。羽織っていた上着を脱いで一緒に手に持っていたのにいつの間にか上着しか持ってない…。たぶんシーボルト記念館で荷物を置いたりした時だと思い、急いで戻って探したけれどなくて、じゃあ途中の道だろうかと探しながら歩いたけど見つからず。うう、悲しいけれど時間もなくなってくるのであきらめて次の目的地に向かいました。
ナガサキピースミュージアムです。ここは必須の聖地ですよね。
前日コンサート会場で寄付した時にも、ここでも、「せんそうほうきを帽子につけてきました! グレープバージョンうれしかったです」とアピールして喜ばれました。

それからダメ元で新地中華街の江山楼へ。やっぱり激混みで1時間以上待つみたいなのであきらめました。ここで雨が強く降ってきたのでコンビニで折りたたみ傘を購入しました。私のお気に入りの傘、どこかで誰かの役に立っているといいな。
そして路面電車で長崎駅前に行き、アミュプラザの中の紫瑠璃で太麺の皿うどんを食べました。パリパリの細麺じゃなくてちゃんぽん麺の皿うどんがあると知ったのは19年前、一緒だった友人が江山楼で食べた時で(私はちゃんぽんを食べた)、次の日の昼食に(旅行パックでもらった)ちゃんぽん/皿うどんクーポンが使える店に行ったけどそこは細麺だったので太麺を食べる機会がないままだったという次第で、今回は絶対食べたいと思っていたのでした。もちもちの麺のところどころがカリッと焼けてて、食べても食べても減らないように思えるほどのボリュームでした。
ホテルに戻って荷物を取って、雨の中バス停で待って空港バスに乗り空港へ。荷物を増やしたくなくておみやげは自宅用に最小限にしてカステラと豚角煮、入場待機列で隣だった人に教えてもらったかんころ餅を買いました。それからお腹が少しすくのを待って、ハトシ(シュリンプトーストみたいなの)を食べて、食べたいと思っていたものは全部食べられました。
飛行機がJALだったら、帰りの便で出演者と一緒になった可能性もあったかも(19年前は佐田玲子さんと一緒でした)。ただ、雷雨の影響などで(滑走路に落雷があって安全確認も)JALは1~2時間遅れて(雨男の南こうせつさんの便は欠航だったとか)大変だったみたいでした。そのアナウンスがあってどうなるのかと心配しましたが、ソラシドエアは30分遅延ですみました。
行きの経験から今度こそ富士山が見えるようにと右側窓側の席を取ったのに、富士山は左側でした…。深い山や半島や海岸線が見えていたけどどこだかは全然わからず。都心を通って北から羽田にアクセスするというのでずっと見ていたけど、わかったのは代々木体育館からで、その後品川駅、そして新幹線の大井車両基地を過ぎたら羽田空港でした。
羽田到着が18時ごろで、お腹がすいていたので食べてから帰ることにしたけれど、レストランはどこも行列してる。どうしよう~とうろうろしていたら、展望フロアにカフェがあって他のレストランから離れているから気がつかないのか、夕食向けではないからかすぐ入れたので、飛行機の離発着を見ながら優雅にホットサンドを食べることができました。
そして電車で帰る気力がなかったので、二俣川行きの空港バスがあるのを見つけて乗り、半分寝ながら帰れてその後の電車もスムーズで、最寄駅からもスポーツバッグを背負ったら重さが苦にならずに無事家まで歩けて、この夏最大のイベントが終了したのでした。






































































































































































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