2023年5月31日 (水)

伊香保旅行

足腰が弱って出かけるのが難しくなった母を温泉に連れて行きたくて、全国旅行支援を利用して三世代旅行をしてきました。
夫の希望は、横川の峠の釜めしを食べて温泉へ行くこと。それなら伊香保に泊まることにして、横川に寄るのなら碓氷峠も少し走ってアプトの道を見よう(そして私は以前行った時の懸案事項を確認しよう)、榛名山ロープウェイで歩かずに景色を楽しもうという計画にしました。娘も休みの日なので手助けも当てにして一緒に行くことにしたら、たまたま好きなコミック/アニメの「頭文字D」の聖地巡礼になったようでした。

前日は冷たい雨だったけど、素晴らしい晴天になってよかった。まずは横川の峠の釜めし。以前行った時の記事で中身の写真を出してるので今回は包装状態の写真で(^^)

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「頭文字D」にはこの店も出てくるので関連グッズも売ってました。娘は買おうか悩んだみたいだけど、食事の後トイレに行って出てきたら、2階で食事してたらしい修学旅行生が降りてきてすごい混雑状態になり、それどころじゃなくなって店を出ました。そういえば駐車場には観光バスが何台も止まっていたのでした。

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そしていざ碓氷峠へ。私はアプトの道の見どころを見て4年前のハイキングを懐かしく思い出し、娘は「頭文字D」に出てきたものを確認しながら、旧熊ノ平駅へ。母と夫は車で休憩しててもらって、結構鉄道好きな娘と私は階段を上って駅跡に行きました。
私がここで今回確認したかったのは、前回行った時に見たこの↓掲示の「第13カルバート」でした。「煉瓦アーチが角度をつけたギザギザ」というが気になって。前に行った時どこにあるものかわからなくて、帰ってきてから調べたらこのサイトに詳しく書いてあるのが見つかり、この掲示の真下に第12カルバートがあり、第13カルバートがあるのがどの辺かもなんとなくわかったので、見られるなら見たいものだと思ったのでした。

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そのサイトによれば、この写真の中央のレンガ壁の残りが橋梁の跡で、それを(たぶん左の茂みの下の方から)くぐった先にある暗渠(小さい橋)のひとつが第13カルバートだというのですが…予想通り立ち入り禁止エリアでした(^^;; 写真の右のほうの茂みの陰のあたりなんだろうなあ。残念~!

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しかたないので、アプトの道のスタートのトンネルへ。前回4つのトンネルが写った写真がなかったので撮ってみたけど、木が繁っていて右端のがはっきりトンネルだとわかりにくい(^^;;

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そしてトンネル手前の足元にある第12カルバートがこれ…肉眼では背伸びしたらレンガのアーチがちらっと見えたのに、写真では暗くて写ってない(^^;; 前回の写真では草が伸びてなかったので見ようと思えばはっきり見えたでしょうけど知らなかったのだからしょうがない。というか、足元にあるものの説明を掲示しておいてほしかった。
今回驚いたことに、掲示されていた旧熊ノ平駅と第13カルバートの説明はなくなっていました。まあ、あれがあってどこだろうと思っても見られない場所なのではたしかに掲示しないほうがいいかもしれませんね。

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気を取り直して、娘の真似をして線路すれすれから写真を撮りました。
年に何回か行われている、新幹線開通で廃線になった信越線(ふだんは立ち入り禁止の左のトンネルなど)を歩くイベントに参加すれば、上りルート(軽井沢→横川)だとこの駅跡で昼食休憩するようだから、もしかしたら第13カルバートも見られるのかもしれません。ちょっと興味はあるけどそこまでしようかどうしようか。

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めがね橋は行きに大きい駐車場に止めようとしたら結構遠かったのでやめて、帰りにゆっくり走って眺めたけれど写真は撮れなかったので前回の写真で代用(笑)。これも「頭文字D」にバッチリ出てくるんですね。

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高速道路に戻って進み、伊香保から榛名山へ。途中メロディラインという、50kmで走ると「静かな湖畔」のメロディが聞こえる道を通りました。ちょっとスピードが変わったら、壊れたテープレコーダーみたいに音が変に下がりました(笑)

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ロープウェイの榛名高原駅に到着。ここのロープウェイは2台連結で動くものです。

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昇っていくと榛名湖が見えてきましたが、全部は見えないのがもどかしい(^^;;

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途中で下りとすれ違い。

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山頂駅のすぐ横が展望台で、素晴らしい眺め。写真中央のぎざぎざの山が妙義山ですね。

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雲の右端あたりには富士山も見えました。

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関東平野の広さを実感。案内板によるとスカイツリーが見えることもあるらしいけど、この時は双眼鏡でもわからなかった。

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浅間山からは噴煙が少し出ていました。

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あちこちに咲いていたヤマツツジ、ここにはいろんな色のが咲いていました。

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ロープウェイで降りてきて、車で榛名湖畔へ。ボートはあるけど遊覧船はいなかったようです。まあ時間もなかったけど。

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榛名富士とわが家の車。

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伊香保への道の途中はヤマツツジの花盛りでした。低木のイメージのツツジが大きく高く育ってて驚きました。
この先のくねくね道が、「頭文字D」で車で山下り勝負する場所なんですね。路面にブレーキ痕がいっぱい(^^;;

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伊香保のホテルに到着。部屋からは雪の残った山が見えました。谷川岳かな。

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洗い場が畳敷きの温泉(滑らなくて安心)に入り、夕食はアワビの踊り焼きと牛陶板焼きがメインの会席料理でお腹いっぱい。

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ホテルにはコミックがたくさんあって部屋に持ち込んで読み放題だったので、娘が「頭文字D」を持ってきて私も少し読んで、なるほどこの辺がまさに舞台なんだと確認しました。
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窓から外を見たら細い月と金星と、まわりにふたご座と火星。北斗七星などいろいろな星が見えました。
娘と夫はその後石段街に買い物に行きましたが、私は行かなかったので、翌朝ちょっとだけ見に行ってきました。上り下りはつらいから、ホテルからほぼ平行移動して行った石段の真ん中辺だけ見て満足。

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チェックアウト後は娘が午後仕事があるのでまっすぐ帰途へ。
晴天に恵まれて素晴らしい景色が見られて、温泉でゆっくりできてご馳走を食べられて、とりあえず母に喜んでもらえてよかったです。

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2023年5月10日 (水)

江ノ島で帆走

沼津の帆船Ami号(ヤマネコ号)が今年も相模湾にやってきました! 5月3日は江ノ島~逗子の1日クルーズで、近くて最適だったのですが、演奏会前日に乗船するのは時間も体力もハードすぎるのであきらめ、でも友人たちが乗るので出航を見に行ってきました。
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出航まで時間があったのでいろいろお話したりしていた間に、何隻もクレーンで降ろして出航していくのが見られました。
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ちょうど向かいに停泊していた美しい木造帆船が気になりました。1964年の東京オリンピックの来賓用クルーザーを動態保存している「やまゆり号」です。以前に何か新聞記事(保存活動に関するものかな?)を見たような気がします。
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帆船同士互いに知り合いもいるようで、クルーが集まってきたところで見学させてもらえることになりました。幅が広くてゆったりしていて、船室も天井が高くて広くて快適そうでした。
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皆でいろいろお話を聞いたりしていたところ、この日の1時間の体験セーリングに空きがあることがわかり、急遽10時からのに乗れることになりました。
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受付に手続きに行くときに、クレーンを間近で見ました。
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やまゆり号の体験セーリングは、小さい子ども連れの家族も乗れるようです。皆に「乗ったらどう?」と言われたときに「私今日手袋とか何も持ってないけど」と言ってしまいましたが、そういうのはまったく必要ないクルーズです(^^;;
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やまゆり号に乗船してAmi号を眺めます。やまゆり号が先に出航しました。
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Ami号から見たやまゆり号の出航です。(Eさん撮影)
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連休の好天の日なので、海上には色とりどりのヨットがいました。
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後ろのセールを上げました。
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ジブを上げました(開きました)。縁取りが青いから巻き付いているときには全部青く見えるのが素敵。
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振り返れば江ノ島と富士山。Ami号が出てきたかな?
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エンジンを止めて、心地よい風で快適な帆走です。
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希望者は船首まで行けました。
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タックして戻る途中、素敵なヨットとすれ違いました。
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Ami号がやってきました! なかなか来ないので気をもんでいましたが、セールを上げるのに忙しかったのでしょう。
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すれ違って互いに手を振ったり写真を撮ることができました。やまゆり号に乗っていた家族連れがAmi号を見て「かっこいい!」「海賊船みたい」と口々に言っていたので、私もうれしく誇らしく思いました。
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Ami号から見たやまゆり号です。(Nさん撮影)互いに撮影できるのはとても貴重な機会でした。
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さらに貴重なことに、陸から撮ったらしい、Ami号とやまゆり号のランデブーの写真までありました。(Ami号の関係者の方の撮影)
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すれ違ってからフォアトプスルを上げていました。後ろ姿だけしか撮れなくて残念~。
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体験クルーズはあっという間に終わりに近づきました。
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ヨットハーバーに戻ってきました。入口すぐには藤沢消防のボートがいました。
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下船後、付近を見て回りました。2回のオリンピックのモニュメント。
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ヨットハーバーの突堤(サザエ島)から、次々出航していく船を見ました。すぐ下はタイドプールになっていて、小さい子でも安心して磯遊びができるようです。
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白灯台のあたりまで行って、遠くにいるAmi号を双眼鏡で探しました。それらしき船は見えたけど、写真には写らなかった…。
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ヨットハウス。右側に津波避難タワーがあって、そこからの眺めもいいらしいです。
ヨットハウス内にとびっちょのカフェがあって、相席なら座れないこともなかったけど何となく気が乗らず。
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参道あたりはすごい混雑になってきてたので、本土側に戻ることにしたけど橋も大混雑。上空にヘリコプターが飛んでたのはTV取材かもと思ったら、夕方のテレビ朝日のニュースでやってました。日本テレビのニュースはいつもの定点カメラからの映像でした。
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この混雑では生しらすは無理だと思って、お気に入りの紅茶店ディンブラに行ったらすぐに入れました。期間限定のパイナップルミルクティーと、オレンジチーズワッフルでゆっくり休憩。お持ち帰りでスコーンも買いました。
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やまゆり号の乗船記念にもらったカードと案内。カードの裏面には「ケッチ型帆船」と書かれているけれども「ヨール型」ではないかとの疑問があがっています。
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船に当日の新聞記事が置いてあったので、帰ってから確認しました。
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もらってきたチラシがこちら。1時間は本当にあっという間なので、今度は2時間の夏のサンセットクルーズに乗りに行きたいなあ。
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Ami号には5月6日に横浜で乗る予定でしたが、晴れてたけど強風のため中止となりました。演奏会後で疲れも残っていたので、残念だけどちょっとホッとしたような感じ。そう思えるのも、やまゆり号に乗れたおかげです。

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2023年4月21日 (金)

活版印刷体験

4月20日に印刷博物館の活版印刷体験に行ってきました。
木曜~日曜&祝日に行われ、木曜は普段なかなか出かけにくいので、運よく家族が留守になるこの日を狙って予約したのでした。今週は昼間自由に出かけられる日が続いて、仕事もちょうど一段落してたので幸いでした。

2月の横浜市歴史博物館での体験ではやらなかった、活字を拾って組むのもできました。ひらがなカタカナ+いくつかの漢字だけ使って全部で12文字までだったので、自由に好きな言葉を並べるとまではいかず、でも漢字や記号も使いたくて実用性のない言葉になってしまった(^^;;
文字と込め物を並べたら、固定や印刷機へのセットは係の人がやってくれて、自分で紙をセットして印刷。ここの印刷機は前回のよりコンパクト。円形のところ(インクがある)は、レバーと連動して1回ごとに少し回転して、いろんな部分のインクを無駄なく使うようになっているのを今回知りました。
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活字の棚。左がひらがな、右がカタカナ、その上に少しあるのが「印刷博物館」とか「活版印刷」とかの漢字と記号類。下にある青い箱がスペーサー類。
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活字を組んだところ。11文字だったので、左右に1/2角のスペース(全角以上はクワタ=quadと呼ぶ)を入れて中央揃えして、上にインテル(=interlinear leads、行間の込め物)を2枚載せた。
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いざ印刷! 前回はレバー操作1回で印刷&次のインク付けだったけど、今回のはレバーを半分まで2回押してインクをつけ、3回目に完全に押して印刷(&インク付け)でした。後で質問したら、インクのなじみ具合などで1回でいいと判断したのではと言っていました。機械による違いなどもあるのかもしれません。
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終わってから「この博物館で見た『活版印刷三日月堂』展から本を読んで興味を持ったんです」と話したら喜んでくれて、展示を企画した担当者(この日はお休みだったようです)に伝えておきますって♪
今度はしおりの時か(もう少し長い文字数が使えるかな?)、12文字で事前にもっと考えておくか、あるいは欧文の回にやるのもいいかな。
立ちっぱなしで疲れたので、社員食堂を一般にも開放しているらしいカフェテリアに行ってミルクレープとカフェモカで休憩。
その後、小石川後楽園が近くて藤が満開だというので帰りがけに寄ってきました(実は行ったの初めて)。東京ドームや高層ビルが見えたり、ドームからなのかにぎやかな音が聞こえてくるのが不思議なギャップでした。
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藤と花菖蒲がちょうど見頃でした。
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横浜散策

4月19日、横浜へ。シンハでパンプキンスープとスコーンのランチ。これで880円ってうれしい。藤沢にあった時のディンブラにも似たメニューがあった気がします。スコーンにバターが添えてあるのは、ランチだとクリームは合わないということなのでしょうね。ミニスコーンを買って帰ったら、頼んだのと違うのだったけど、種類が多くて迷ったのだからまあいいや。 Img_20230419_114658_400

横浜ユーラシア文化館でウズベキスタンの写真展を見ました。常設展も結構よかった。資料コーナーの分厚い美術全集(人類の美術)が実家にあったもので懐かしかったり、「失われた文字を読む」というシリーズに惹かれたりもしました。あとショップにあった相鉄の本も気になった~。同じ建物にある横浜都市発展記念館も今度行ってみたい。

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バスで移動して、県立図書館へ。途中の県立音楽堂には何度も来てるのに、そこの前に金星太陽面経過観測記念碑が立ってるのに初めて気がつきました。フェリスとここに記念碑があるわけですね。(フェリスのを見た時の記事はこちら。)それにしても紅葉坂を上るのはきつい。

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桜木町駅へ行く途中の学校でまた、桐の花を見ました。空高く~♪というのがたしかにわかる。

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大船鎌倉散策

大河ドラマの記憶が薄れないうちに見たいところを見に、4月17日にまた大船&鎌倉へ。ランチを食べている間に雨が予想よりずっと早く降ってきてしまったので最小限の場所だけ回りました。


まずは常楽寺。北条泰時が妻の母の供養のために建てた寺です。
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本堂の裏に泰時の墓。前回来た時には泰時って誰?状態だったのでここまで見ませんでした。大河ドラマの力は大きい。
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裏山の木曽塚と姫塚は前回行ったし、雨で滑りそうなので今回はパス。切通しもパス。
駅に戻りながら、ポルベニールブックストアへ。星野道夫さんの本と、横浜鎌倉半日散歩のガイドを買いました。(あとで散歩ガイドの大船高校~北鎌倉の項目を見たら、多聞院から大船高校へ行くのに切通しは通ってなくて、知らなかったのかな、もったいないと思いました。)
JRで鎌倉駅に移動して、段葛をとおって鶴岡八幡宮へ。
入ってすぐ脇に桐の花が咲いていました。
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源氏池にある旗上弁財天社の白藤が満開。
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白い花の中に紫が少しだけ混じっていました。
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大銀杏の親と子。ひこばえがこんなに大きくなったのね~。強風で倒れて半年の時に見て書いた記事がこちら。それから13年経つんですね。
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白旗神社前の実朝桜。首塚がある秦野市から移植された八重桜です。花が少し残っててよかった。
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源氏池ほとりの、こちらは紫の藤。
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そしてカフェブルーベルに行って、春限定のビクトリアサンドイッチケーキを食べました。パウンドケーキ生地だとは不覚にも知りませんでした。
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ビクトリアサンドイッチケーキがもとから目的のひとつだったのに、実はランチにもケーキ付のセットなど食べてしまってました(^^;; でも18000歩も歩いたからいいよね。
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2023年3月10日 (金)

鎌倉梅見と雛人形

3月7日に、前回時間切れで寄れなかった鎌倉梅見の続きに行きました。

鎌倉駅近くで海鮮丼を食べてからバスで瑞泉寺へ。すごい石段を上った先に庭園がありました。

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梅は高い枝に咲いてて見えにくかったり、少し遅かったかも。

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牧野富太郎が命名したという黄梅(花弁が退化しておしべが目立つ梅)の古木の花はほぼ終わってました(後継の木のは咲いてたのだけど写真撮ってなかった…)。

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アセビやミツマタや椿などいろいろ咲いていました。

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奥には岩の庭園。

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ここにも紅白混ざった梅がありました。源平咲きと呼ぶのですね。

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途中で通る永福寺(ようふくじ)跡は、「鎌倉殿の13人」の中で実朝と千世が永福寺に花見に行ってきたというセリフがあったので、行ってみたかった場所でした。スマホでAR(拡張現実)により再現された建物が見られるというのだけど、私のスマホは対応してなくて残念😖

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バスを待つ間に鎌倉宮にも参拝。

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八幡宮前から歩いて北鎌倉へ行って、円覚寺近くでまず休憩。

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そして先週十二所果樹園でお会いした方に教えてもらった、北鎌倉古民家ミュージアムの雛人形展を見ました。

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慶応年間の一刀彫の雛人形。衣裳も木を彫ってあって見事でした。もっと近寄って見たかった~。

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江戸時代の雛人形。遠山記念館でもいろいろ見たのをまた見られた感じ。

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そして昨年は見頃前だった東慶寺を再訪しました。境内は撮影禁止だったので山門前のここだけ。昨年は気がつかずに撮影してしまったのか、今年から禁止になったのか…。(←昨年6月に禁止にしたとのことでした。違反したのでなくてよかった…)

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大河ドラマ関係もからめて行きたいところの梅はこれでひととおり見たので、次はまた別の時期に行きたいです。

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鎌倉文学館と梅見

3月1日に鎌倉文学館と梅見に行きました。仕事の状況で1日延ばし、何とか終わらせて行ってきました。
鎌倉文学館も大規模改修工事のため3月末から数年間休館するというのです。企画展では文学に出てくる鎌倉を吾妻鏡などの貴重な古典資料で見られました。

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庭には玉縄桜と河津桜。

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そこから歩いて和田塚を見に行きました。ああ、和田殿…

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古い商店の建物を生かしたカフェでランチ。

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それからバスで十二所果樹園へ。朝比奈切通しとの分岐点から結構遠くて登りがきついし(昨年切通しと組み合わせて行かなくてよかった~)、果樹園の中も登りがつらかったけど、結構曇っていたのに展望台から富士山も見えて報われた感じ。
梅は東側が満開、西側は半分ぐらい。展望台でお会いした方も切通し巡りをしたというので大船の高野・長窪の切通しを絶賛お勧めしました。

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駅に戻るバスを途中で降りて宝戒寺へ。北条執権屋敷跡に建てられた寺です。地図では入口がどこかわからず(←GoogleMapあるある)、裏通り側かと思って歩いていたら、表通りでここ何だろうと思った梅のきれいなお寺がそうでした。
境内にはしだれ梅などいろいろな梅がありました。八幡宮から近いし、ここはいい所ですね。

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紅白混ざった梅「思いのまま」も見ました。どこにあるのか一生懸命探したら、拝観受付の目の前でした。

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それから北条泰時邸跡がビルの中で公開されているところを見ました。この横の侍グッズの店に和田殿役の横田栄司さんのサインがありました。グッズのデザインの説明も聞いていろいろ面白かったですが、気軽に買えるものがなくてごめんなさい…。

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この日はここで時間切れ。梅はきれいでよかったけれど花粉がすごかったので目と鼻が悲惨…。

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江ノ島の梅と河津桜

2月21日に江ノ島に梅と河津桜を見に行きました。
江ノ電で腰越に行って満福寺(義経が腰越状を書いた寺)を拝観。以前から江ノ電から見て気になっていた寺でした。

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義経と弁慶像。
本堂の中には腰越状の下書きとされるものや、鎌倉彫で義経の生涯を描いた襖、花の天井絵などがありました。

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すぐ下を江ノ電が通ります。

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その江ノ電に沿って歩いて戻りました。江ノ電の脇を歩くのは初めてかも。

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もはや毎年恒例の常立寺。
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枝垂梅は満開の木あり、咲き始めの木ありでした。

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少し先の和菓子屋さんに行く途中で見た、三猿の道祖神。

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洲鼻通りで昼食。

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それから江ノ島に渡って上まで行って亀ヶ岡広場の河津桜。満開で、葉が出始めてる木もありました。

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大島が見えました。

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さらには奥津宮まで歩きました。この鳥居は源頼朝が寄進したもの。この先岩屋までは下りずに戻りました。

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戻る途中で甘味休憩。

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大河ドラマの幟がひとつ残っていました。昨年北鎌倉で見た幟は大江殿だったかなあ。

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帰りにはやっと雲がどいてくれて富士山が全部見えました。

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風が冷たかったけどいい天気で気持ちよかったです。

 

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秩父旅行

2月15日、川越近くでの用事の後、隣の川島町で「菓子屋横丁月光荘」の舞台巡りをしました。

しょうゆパーク。工場見学に時間が間に合わなかったのが残念でした。

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2種類のつゆ(醤油とゴマ)で食べるうどんに、平日はバウムクーヘンの試食サービス付き。この後、しょうゆソフトクリームを食べたら「スイーツにかけるしょうゆ」(みたらしのたれのような感じ)も添えられてて、美味しかったので買いました。バニラアイスにかける予定♪ バウムクーヘンも各種買いました。

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古くて立派な屋敷の遠山記念館を見学。まず長屋門からして大きい。

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蔵のような建物は美術館。雛人形の展示をしていて、江戸時代の立雛から明治、昭和までのいろいろな人形が見られました。それから展示室の改修によって実現した、桃花源図の巻物の全場面一挙公開も。

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庭から見た中棟。西棟にも渡り廊下で行けるはず(本やパンフレットによれば)だけど、この日は非公開だったのか行く通路が見つかりませんでした。小説ではこの家の声が聞こえるんですよね~。

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中棟の大広間に飾られていた雛人形。ガラスが反射してるけど。

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梅も咲いていました。ほんと、立派な家でした。

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そして秩父の温泉に泊まりました。3年前とは別の宿で、今回は娘も一緒。
星がきれいで、アルデバランの近くにZTF彗星らしきものが見えたような気がします。自信はないから違うかもしれないけど。
翌朝窓から見た武甲山、雪が残っていて石灰岩採掘の筋がひときわ目立っていました。

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あしがくぼの氷柱を見ました。3年前は暖冬であまり凍らず閉園していたのを、今回リベンジできました。水を撒いて凍らせているのだけど、かなりの規模で見事に凍っているところに先週の雪が被っていました。甘酒や紅茶のサービスもありました。

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この後道の駅でおみやげを買って全国旅行支援+埼玉独自のクーポンをちょうど使い切って、帰途につきました。

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2023年2月13日 (月)

活字展

横浜市歴史博物館の活字展に行ってきました。
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まず一番の目当て、2日間のみ開催の「テキンで活版印刷」の体験ワークショップに参加。既に組まれてあるパターン3つと単語5つから選んだものをセットしてテキン(印刷機)のレバーを引いて印刷するもの。私は展覧会の名前が入ったパターンと「横濱」を選びました。

『活版印刷三日月堂』で最初に出てきたテキンですよ~。円形のところにはインクがあって、レバーを引くと下の方の筒が上がってきて活版にインクをつけて、活版と紙がガチャンと合わさって印刷される間に、筒はさらに上がって円形のところで次回用のインクを補充してる、という動きでした。
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これが活版。スペースを調整するものなどにも注目してしまいました。
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印刷できあがり。紙が文字で凹凸する感じもいいです。
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今度は印刷博物館で活字を組むところから体験してみたいな~。

そして展示。ハンドプレス印刷機。
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現存する世界最古の印刷物が日本にあるのですね。
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漢字の活字が作られたのは意外にもヨーロッパだそうです。これは國という字が上下逆さまになってるもの。
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フランスの印刷局所蔵の木製の活字の写真。
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この組版と、これで印刷された本が展示されていたので、行ったり来たりして見てしまいました。
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今回の展示の概要の組版。
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あと、みなとみらい線の駅名表示が、駅ごとにデザイナーが異なっていたためフォントなどが全部違うというのも面白かったです。
めったに来る機会はないと思ったので、常設展もざっと見ました。

その後隣接している遺跡公園と郷土民家園も見ました。
大塚遺跡の遺構と復元住居。
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歳勝土遺跡(方形周溝墓群)。
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郷土民家園。
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梅が咲いていました。
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ランチに米粉のパンケーキのエッグベネディクトを食べました。焼くのに長くかかると言われたけれど、なるほど、この分厚さならではですね。もちもちずっしりでお腹いっぱいになりました。
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この博物館のあるセンター北駅って、娘が中学の時に横浜国際プールに応援に行った時以来(その後は地下鉄グリーンラインができてプールにはもっと近い駅ができた)だったけど、うっすら記憶にある景色よりずっと発展してました。乗換駅になったのだものね。起伏の多い土地で公園も結構上り下りがあって疲れた…。

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